東播磨地域は、日本有数のため池密度を誇り「ため池王国」と称されています。
なかでも、稲美町は県下で最大や最古のため池を有し、現在89のため池が今もこの地域の豊かさを育んでいます。
ため池の大きな土手が長く伸びている場所が多いこの地域の見景を、何気なく、そして当然のように見ているのですが、
他の地域から来られた人には不思議な風景に見えるようです。
ため池が満水になつている時期にヘリコプターなどに乗って上空から眺めると、はじめてこの意味がわかる風景なのです。
平成15年にはこの風景が、文化庁から全国180ケ所の文化的景観重要地域一つ(稲美町ため池群)に選ばれています。
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