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ため池百選

ため池とは、全国に約21万箇所あるため池の多くは長い歴史を有し、農業用水の水源して農業の礎を担うとともに、 地域の文化にも深く携わり、周辺の農地や里山と一体となって多用な生物の生育・生息の場となっています。

また、豊かな自然環境とのふれあい・やすらぎの場、さらには環境教育の場など、多用な役割も発揮できる場であり、 地域振興の核となる可能性を秘めています。

他方、農業者の減少、高齢化に伴い、従来のようなため池の維持管理が難しくなり、防災面での脆弱化や多用な役割の 発揮が困難になることが懸念されています。

そこで農林水産省では、全国から一般投票やインターネットからの投票をしていただき、全国のため池から 「ため池百選」を選定して、地域にとっての資源であるため池が食糧生産の場である農地を潤す水源として、また、地域活性化の核として保全 ・活用される取り組みの機運を醸成するとともに、ため池の有する多用な役割と保全の必要性について国民の皆様のご理解と ご協力を頂くための契機とすると言う事で、投票されました。

次のような要領で投票しますが、選んだため池の名前と場所。それに投票したポイントを書かねばなりません。

ポイントとは

  • 農業の礎
  • 歴史、文化、伝統
  • 景観
  • 生物多様性
  • 地域とのかかわり等々

から選びますが、その特色を問われます。

ため池百選一般投票要領
天満大池がため池百選に選ばれる

そして投票の結果、稲美町では平成22年10月に天満大池がため池百選に選ばれ、地域にとっての資源であり 食糧生産の場である農地を潤す水源として、また、ため池が有する多用な役割などを評価されました。

今後は他地域に対して、ため池の保全や活用の先生役として期待されています。

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